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第五回 屈託の無い笑顔

屈託のない笑顔が好きだ。

大学受験の枷が外れて晴れて自由の身となった私は第四回に書いたような性格のこともあり、常にパソコンの画面に対峙していたが、ニコニコ動画で毎週配信されるそのシーズンのアニメの最新話を「鑑賞」することに専念していた。そんな時youtubeでアニメの毎話のreviewを配信しているアカウントを見つけてしまう。それも1個人のアカウントである。彼はreviewを語る自分自身の姿を動画に納め投稿しており、時折彼が見せる屈託の無い笑顔にとても私の心は和むのであった。

 


A Hentai Girl Will Save Us? - Re:Creators Episode 15 Anime Review

 

上にリンクした動画の序盤では彼は少々興奮気味になっているが毎話このテンションでは無い。あくまで彼の笑顔が素敵だった代表的な動画の一つとして紹介させてもらっただけ。しかしいつ見てもこの笑顔につられてこちらも嗤顔になってしまう。

しかし私が直に人の笑顔を見たり、直に人に笑顔を見せたりする機会はない。私が笑顔を作れることは知っているが、それはlaughではなくgrinなのである。それもcreepiest one。スクリーンを見て笑う自分にふと気づきそれがどんな卑しい顔であるかを想像すると呆れてしまう。笑顔をやりとりできる関係を今後構築できる人が私の前に現れるのだろうか、という全くの受け身のスタンスになるのは自分の性だ。