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第13回 人を選ぶ

試験が近づくとどうしてもストレスがたまる。世の中にはいろんな試験がある。ほとんどの試験は大人数の中から適合者を選ぶために行われる。学舎に入るに相応しい者、ある資格を得るに相応しい者、職場で働くに相応しい者。

つい先ほど私は大学の中間試験を終えたばかりである。更新が止まっていたのはこのせいである。進学できるか、を大学側が判断する試験であった。大学からすれば、入学できる実力があったとはいえ、その後に自らが提供してきた講義や環境などの教育に見合った学力が身についていない者を卒業させたくないことは当然である。大学を卒業するとは要求される学修を認められたことに相当するから、ふさわしくない者を卒業させてしまえばその大学の品格に影響がある。

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大学受験というものの存在を知った時に私は思った。一人の人間の能力をたかが二日の試験で測れるのだろうか、もし当日だけ調子が悪かった人は不憫だなぁ。しかし逆にいえば、当日だけ調子がよければいいのであって、この点において、日時を指定しない「抜き打ちテスト」よりかは良心的である。まあ「抜き打ちテスト」だとしても「抜き打ちテスト」があるということを学生が知っていればそれはもはや抜き打ちテストとは呼びにくいが。

どんな適合者を選ぶかによって、抜き打ちテストか否か、抜き打ちと公表するか否かが決まるのだろう。そう考えると私が先ほど受けた中間試験は今もそうであるようにきちんと日時を公表するのが適していると思える。

しかし普通のテストもテスト範囲のどこが出るかは知らされないので広義では抜き打ちと言えるのかもしれない。ここで考えるのをやめる。

ブログは不定期に更新するが、少なくともさしあたりは3週に一度以上としておく。