雑な文章

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第六回 丁度いい表現

「ヤバイ」は色々な場面で使える、実に便利な言葉である。通訳はその言葉が通訳先の言語のどの概念に相当するかを文脈から判断しなければならない。英語ならAwesome!, Damn!, Oh my god! など考えうる限りでこれだけある。逆にmakeという英単語は日本語では、作る、させる、なる、など場面に合うものを選ぶ必要がある。ご存知の通り異なる言語同士で概念を通して一対一に単語が対応していることは少ない。だから、ある概念を伝えるために日本語よりも英語の方が都合がいいという現象が起こりうる。

もし私が騒がしい空間に足を踏み入れた時の思考は、Fuck this. I'm out. である。これを日本語に直そうとするけど、、、、いや無理だった。しばらく考えてもちょうどいい表現が見つからないのは日本語の語彙力不足のせいかもしれぬがそれはさておく。どんなに日本語を連ねても概念は一致しないのだ。

様々な言語を知っているほど心が豊かになりそうな気がする。